ＣＰＵクーラー・ＣＰＵファンの故障交換･修理メンテ

ＣＰＵファンが故障すると・・・

ＣＰＵセンサーが異常温度を受けて強制シャットダウン。
十分な冷却が出来ない為に,CPUが稼働率を落とすので動作が遅くなる。

メーカーや機種に依存しますが、センサーが検知して警告を発する場合がほとんどですが
警告だけの場合と、高い信頼性を求められるビジネスモデルのように起動を認めずパソコンを
使用できないようにしているモデルもあります。

それだけ、パソコンにとっては冷却が重要なポイントとなっている訳です。
修理で入院してくるパソコンを診ていますと、CPUファンが動作していないにかかわらず短時間なら
利用可能なモデルも珍しくありません。(エントリーモデルなど）
この辺りは製品グループ毎にメーカーさんの設計思想が異なるようです。

パソコンは冷却が適切に機能しないと動作できません。

最近見直されている扇風機もファンのブレードに付着した汚れをお掃除すると音は
軽やかに、風はやさしくなります。ＰＣの冷却ファンもこれと同じです。

ＣＰＵファン修理　メーカー修理の場合

実際に問題源となっているのは小型のファンなのですが・・
ノートパソコンの場合はヒートシンク（冷却ラジエーター）と一体構造となっているのが
普通です。




この場合もマザーボードに配置されたチップとの位置関係で実に様々な形状の
ASSYが使われます。ＰＣ型式毎に種類があるということはパーツ入手がそれだけ
大変ということでもあります。Apple等も同型式でも製造工場によりコネクタの形状
が異なるなど・・これしきの部品なのですが・・実際は大変です。

小型モーターの不具合だけなのですが、割高なASSYを使用するため
修理代も高額になる傾向があります。

ＣＰＵファン修理　ＰＣサポートステーションの場合

可能な限り・・ですが、分解し小型モーターの軸受けやファンブレードを重点的に
点検メンテナンスを行ないます。


パソコンによっては吸込んだ綿ダストをファンケースに入り込まないよう、セルフメンテが
可能なようにお掃除窓をつけている環境にやさしいパソコンもございます。
富士通　NEC　など。

ただ、パソコン内部の部品ですのでメンテナンス前に部品までたどり着くのが大変ですが・・・
ご不安な場合はお任せください。